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黒崎播磨株式会社への正式導入が決定
2024.7.23
メーター検針のDX化サービス「A Smart」が黒崎播磨株式会社への導入が決定
~自動検針サービスによるエネルギー使用の可視化で、省エネを目指す~
AIoT*技術を通じてメーターの自動検針を実現するアシオット株式会社(本社 東京都町田市、代表取締役社長 三上 楊平、以下「ASIOT」)は、特殊セラミックスで世界トップクラスである黒崎播磨様へ自動検針サービス「A Smart」が導入されたことをお知らせします。
*AIoT:モノのインターネット(IoT)と人工知能(AI)を組み合わせた技術、または、同技術を駆使したデバイス等を指す
◆今回の導入に至る背景と目的
創業100年を超える黒崎播磨株式会社は、「技術の黒崎播磨」として、特殊セラミックス分野である「耐火物」において世界トップクラスの地位を築いています。同社は、「鉄と産業を支える世界第一級の総合セラミックス企業」を目指し、「2025 経営計画」において全社的な事業基盤の強化と持続可能な社会実現への取り組みを進めており、その一環としてDXと標準化の推進を掲げています。
同社は、工場内でのメーター検針作業において、広範囲に及ぶ移動や点検の不便さに直面していました。この課題に対応するために、エッジAI型の自動検針サービス「A Smart」へご興味をお持ち頂けました。実際に実証実験を通じて、既設メーターに手軽に取り付け可能で、現地に足を運ばずに遠隔検針が可能であることを確認し、その導入を決定しました。
◆導入による効果
「A Smart」の導入により、従来行なっていた目視での検針業務の自動化が実現され、作業員の時間をより効率的な設備の保全や生産活動に集中させることが可能になりました。また、正確なデータを取得出来ることにより、エネルギー使用量の正確な把握とエネルギー効率の最適化対策の推進へ大きな期待が寄せられています。
工場内には、新旧様々な機器が設置されており、それぞれ異なる目的と高額なコストを要するため、これまで多くの作業は人手に依存していました。しかし、「A Smart」の導入により、これらの検針作業やエネルギー消費量の測定が容易になり、省エネ機器の一時的な導入や省エネ活動に頼ることなく、継続的なエネルギー管理が可能となります。この取り組みにより、エネルギー消費量を見える化し、効果測定を基にした継続的なPDCAサイクルを実現することで、より持続可能な生産活動へと貢献していくことを目指しています。
◆A Smartの概要
「A Smart」とはASIOTが展開する様々な種類のアナログメーターにアタッチメント(後付け)方式でIoT化するエッジAI型の自動検針サービスです。
A Smartの強みは「アタッチメント方式」と「エッジAI」という特徴にあります。一般的にメーターをスマート化する場合、既存のメーターそのものを交換する必要があり、これにはデバイスや交換工事などに多くのコストと時間を要します。一方で、A Smartは、既存のメーターに対してアタッチメント(後付け)形式により数分で簡単に設置でき、工事は不要です。加えて、A SmartはエッジAI技術によって、デバイス側で取得データを処理し、クラウドに送信できるため、通信量を低減し消費電力を削減できます。
「A Smart」製品ページ
URL:https://asmart.ai/
「A Smart」の導入によって、検針・点検業務の自動化を実現し、従業員の作業負担を軽減すると同時に、以下のような効果がありました。
◆今後について
今後もASIOTはA Smartを通じて、従来では取得できなかった情報のデータ化と学習済みエッジAIモデルを組み合わせることで、現場でのDX化に貢献し、人々のより豊かな生活の実現に向けて邁進してまいります。
◆黒崎播磨様について
本社所在地:福岡県北九州市八幡西区東浜町1番1号
創業 :大正8年6月1日(1919.06.01)
代表者 :代表取締役社長 江川 和宏
資本金 :5,537,960,000円
グループ従業員数:2,402名(連結 4,770名)
URL :https://www.krosaki.co.jp/
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http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000066006.html
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